「不動産は買い時と思わない」増加 野村不アーバン調査
住宅産業トピックス 2015.01.27
不動産の買い時だと思わない人が増えているようだ。野村不動産アーバンネット(東京都新宿区)が1月26日発表した「住宅購入に関する意識調査(第8回)」の調査結果によると、「今、不動産は買い時かと思うか」という問いに対して、「買い時だと思わない」と回答した人は23.8%で、2014年7月の前回調査から3.6ポイント増加した。「買い時だと思う」と「どちらかと言えば買い時だと思う」を合わせると53.5%が「買い時」と回答し、前回調査と比較し、0.1ポイント増と横ばいだった。
買い時と思う理由は、「住宅ローンの金利が低水準」が73.4%と最も多く前回調査から17ポイント増加、「今後、10%への消費税引き上げが予定されている」が41.5%と0.6ポイント増であった。
不動産の価格については、「上がると思う」が39.6%と前回調査から4.6ポイント減少。「下がると思う」の回答は16.8%と前回調査から5.2ポイント上昇した。
同調査は、不動産情報サイト「ノムコム」の会員を対象に、1月6日~13日に実施したもの。
新建ハウジング